「ピラティス」とは、今から100年前に考案者のJoseph Pilates（ジョセフ・ピラティス）さんの名前から名付けられた、リハビリのために生まれたエクササイズです。


【当アカデミーがピラティスを導入する理由】

１．正しい体の動きを知ること
２．自分自身の体の動きを知ること
３．怪我の少ない、強い体を作ること


ピラティスでは呼吸と共に背骨やインナーマッスルを動かし、深く集中した状態を作ることで脳の神経を刺激しながら人間が本来持っている機能を正常化していきます。また、安定した体幹と柔軟な体、そして正しい体の使い方を身につける事ができ、スポーツでのケガの予防にも役立つと言われている事から、現在多くのアスリート選手がトレーニングに導入し始めています。





ピラティスのエクササイズは、スポーツジムのトレーニングのように身体の一部分に「負荷」を加えて強くするものではありません。元々はリハビリを目的に作られたということもあり、身体と心をコントロールすることで、体幹や関節の安定性と広い可動域を得るという効果が期待できます。

ピラティスの創設者ジョセフ・ピラティス氏は、ピラティスの目的の一つである「コントロロジー」について、このように述べています。

「自分が想像する体の状態と、実際の体の状態、そのギャップを埋める ― つまりピラティスとは自分のイメージどおりに体を動かすための訓練である」

正しいフォームで身体を正確に動かすためには、どんなに筋力があっても体の軸となる体幹がしっかりしていなければ、腕や脚を大きく動かすことはできません。また、体幹を安定させる事で、ボールを蹴る際の姿勢を正しく保ち、筋肉が発揮する力を正しくボールに伝える事ができるようになります。

ピラティスを用いたトレーニングでは、体幹を鍛えるのと同時に、正しい体の動かし方を知り、また自分の体の動きや可動域を知ることで、よりサッカーに適した運動能力を身に付ける事を目指していきます。